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2018.12.04
風邪の特効薬は・・・

こんにちは。院長の岩波です。

季節柄、風邪をひく人が多くなってますね。

風邪をひくと症状に応じて漢方を試すわけですが、私の場合、ひき始めは葛根湯のことが多いです。
葛根湯は一応「実証」むきとされています。私はといえばどちらかというと虚症なんですが、風邪かも、と思ったときの葛根湯は効きます。 

患者さんに処方しても、あまり証を選ばないような印象です。

以前、久々に38℃くらい熱が出たとき、葛根湯の時期は過ぎたのでさあどうしようと思ったのですが、虚症向きの麻黄附子細辛湯を使ってみました。

喉もかなり痛かったのですが、私にはけっこう効いたようです。

麻黄附子細辛湯は「冷えがあり、悪寒、咽頭痛を伴うもの」といった方に適応で、高齢の方に出すことも多いです。

汗をたくさんかいて、一晩で37℃まで下がりましたが、だるさはなかなかとれませんでした。

食欲もなかったので夕方からは補中益気湯にかえて、次の日の朝も飲みました。

仕事のときちょっと辛かったのですが、翌日には回復しました。

漢方と並行して、プラセンタ注射とビタミンC、B群のサプリメントを飲みました。

プラセンタ、ビタミンCとも免疫力を上げる働きがあります。

本当はビタミンCの点滴をしたかったのですが、時間がなくてできませんでした(涙)。

食欲はあまりなかったのですが、りんごや葛湯なら食べられました。

ちょっとタンパク質不足でしたが、朝はいつもどおり食べられました。

漢方では風邪の症状の移り変わりによって薬を使い分けます。

人それぞれ効き目も違うし、使ってみると本に書いてあるとおりでないこともあるように感じます。

いわゆる総合感冒薬は、風邪をひいていても仕事をしなければならない人のためのものなので、できれば初期は自分の免疫力を引き出す漢方で治療したいものですね。

いわゆる風邪はウイルスが原因です。風邪の特効薬はないのです。

風邪ひかないのがいちばんいいですけどね。 

気温の変化が激しいこの時期は、着るものの調節や、夜の寝冷えなど、気をつけたいものですね。

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