点滴・注射

ストレス社会といわれる現在、検診では特に異常がないのに体調不良を感じている方が増えています。 そこで、十分な問診をもとにこれらの不調、未病に対して注射や点滴で症状の改善を図ります。 有効成分が直接血液中に入ることで、効果が高く即効性も期待できます。

点滴・注射

医療機関だからできる積極的な内側からのアンチエイジング治療が点滴療法です。 カウンセリングで症状、お悩みにあった治療を選びます。

幹細胞培養上清点滴療法・エクソソーム点滴療法

新登場!

ヒト脂肪細胞由来幹細胞培養液上清点滴 33,000円(税込)
ヒト脂肪細胞由来幹細胞培養液上清点鼻液 27,000円(税込)

ヒト臍帯ウォートンゼリー由来幹細胞・エクソソーム点滴(高純度エクソソーム100億個含有)178,000円(税込)

*ヒト脂肪由来幹細胞培養液上清にもエクソソームがふくまれていますが、ウォートンジェリー由来の製剤の方がより多くのエクソソームが含まれています。
どちらの点滴をすればよいか迷うときは医師に相談してください。

*点鼻液について*
通常の点滴では脳に有害物質が届かないように守るための血液脳関門を通過することができません。
そこで、脳に届かせたい場合は点鼻液を利用します。
点鼻液により脳に薬を届かせる治療は本治療に限らず行われています。
例えば片頭痛の治療薬などが有名です。ヒト幹細胞培養上清の点鼻療法は、花粉症の鼻症状改善、記憶力改善、認知機能改善、不安・抑うつ、不眠、食欲不振の改善に対して有効であるとの研究結果が報告されています。
また、コロナ後遺症(長引く咳、頭がボーッとするなどの症状など)に対する治療としての可能性が注目されています。

〈幹細胞培養液上清点滴に期待される効果〉

・加齢によるしわ、たるみの予防・改善
しみの予防
にきびやにきび痕の改善
薄毛、抜け毛の予防・改善・怪我による傷の修復促進
・血流改善による腰痛、膝痛などの疼痛軽減
・動脈硬化の予防など、血管の老化を抑制
・認知機能低下を予防・改善
・糖代謝を促進し、血糖値の上昇を抑える
・花粉症、湿疹などのアレルギー疾患の予防、改善
・更年期症状の緩和
・疲労回復

その他
 コロナウイルス感染症後遺症、自己免疫疾患の症状改善などに対しても用いられることがあります

《幹細胞培養液上清とは?》

 幹細胞上清とは再生医療などで用いる幹細胞を培養するために利用した溶液の上澄です。
再生医療が盛んになり、角膜や軟骨が作り出せるようになってきましたが、以前は細胞を作ったあとの培養液は医療廃棄物として処分されていました。
しかし、培養液には成長因子(サイトカイン)と呼ばれる生体に有用なが含まれており、治療に活用できることがわかってきました。
現在では様々な症状に対して治療に用いられるようになってきています。
幹細胞はヒトの脂肪組織、臍帯、歯髄などから採取します。
当院では脂肪由来、臍帯ウォートンジェリー由来のものを使用しています。

 脂肪、臍帯ウォートンジェリー由来の、どちらの幹細胞培養液にもエクソソームが含まれていますが、臍帯ウォートンジェリー由来にはエクソソームが特に多く含まれており、アンチエイジング効果、疾病予防、効果が期待されています。

*ウォートンジェリーとは?
臍帯に含まれるゼリー状の結合組織で、この部位に多くの幹細胞が含まれていることがわかっています。

《エクソソームとは?》

エクソソームとは細胞から分泌される顆粒状の物質です。
内部にはマイクロRNAやメッセンジャーRNAという情報伝達物質が含まれており、細胞どうしが情報交換をしています。
エクソソームは、組織の再生、抗炎症作用などを促すので、点滴により、傷ついた組織の修復や機能の回復、改善などによる全身のアンチエジジング効果が期待されています。

《主な成長因子(サイトカイン)》

VFGF(血管内皮細胞増殖因子)
新しい血管を作ることで血流を改善。組織の修復、肌のしわ、たるみの改善。

EGF(上皮細胞成長因子)
血管、皮膚などの細胞を増殖させる。創傷治癒にも関わっている。

PDGF(血小板由来成長因子)
筋肉、骨、結合組織、血管、リンパ管などの細胞を増殖させる。

bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)
細胞の増殖や分化を促進。 胎児期の発生や出生後の成長にも重要な役割を果たす。
iPS細胞の作成にも必要な成長因子。

IGF-1(インスリン様成長因子)
コラーゲンを作り出す繊維芽細胞を増殖させる。
その他様々な細胞増殖に関与。
脂肪細胞や筋へ糖を取り込む働きがあり、血糖値を下げることにも関与。

BDNF(脳由来神経栄養因子)
神経細胞の活性化、神経伝達物質の合成促進
神経突起の伸長促進

NGF(神経成長因子)
神経伝達物質の合成促進、脳神経の機能回復

《治療の効果について》

治療の効果が出るのは、一般的に2~4週間後とされています。
ただし、個人の状態、疾患の有無など、個人差があります。

《起こりうるの副作用》

他の薬剤と同様にアレルギー反応などを起こす可能性はありますが、現在まで国内外において重篤な副作用は報告されていません。

《安全性について》

当院で使用する幹細胞培養液上清製剤は国内生産です。
ドナーは20代~30代の健康な日本人女性です。
不純物を除去し、無害化されたものです。

《ご注意》

*献血ができなくなります
生物製剤による治療を行なった方は、法律により献血を禁止されています。従って本治療を受けた方は献血をすることができません。

*がんの治療中の方
がんの治療中の方、過去5年以内にがんの治療を受けた方はこの点滴療法をうけることができません。

*未承認治療の開示
本治療に用いる点滴製剤は医薬品医療機器等法律上の承認を受けているものではありません。日本では医師の責任において未承認薬を処方、使用することができます。

白玉点滴

2024年1月現在グルタチオンが品薄となっており、入荷するまで白玉点滴はお休みさせて頂きます。
ご了承ください。

白玉点滴(グルタチオン600mg) 5,800円
白玉点滴3回セット 15,000円
白玉点滴ダブル(グルタチオン1200mg)11,000円
白玉点滴プラスビタミンC(グルタチオン600mg+ビタミンC5g)9,800円
グルタチオンの主な効果
・肝斑の改善予防
・細胞、組織の修復、老化予防
・メラニン色素の生成抑制

にんにく注射

ビタミンB1の働きは、新陳代謝を高め疲労回復に即効性があります。

プラセンタ注射(ラエンネック)

プラセンタ注射によって、コラーゲンのもととなる線維芽細胞など、いろいろな細胞が増殖することが知られています。肌全体にハリが出て血行がよくなるため、健康的な肌に近づけます。また、疲労回復にも効果的です。

アンチエイジングビタミンC点滴

ビタミンC25g、ビタミンB1,2,3,5,6,12の入った点滴です。
疲労回復、美肌、免疫力アップ、内側からのアンチエイジングに最適な点滴です。

マイヤーズカクテル

米国の代替統合医療のクリニックでは定番の点滴療法です。家庭医のジョン・マイヤーズ医師が考案し、アラン・ガビー医師により米国中に広まりました。インフルエンザ、感冒症候群、慢性疲労症候群、片頭痛、喘息、うつ病、アスリートの運動能力向上などに有効と考えられる点滴療法です。急速にビタミンやミネラルの血中濃度を上昇させることで薬理学的な効果を期待しています。

【文献】1. Gaby AR: Myers’ cocktail, Alternative Medical Review 2002;7(5):389-403

※点滴内容などの詳細は、問診時に必ず医師から説明を受けてください。

高濃度ビタミンC点滴療法

15~75gほどの無添加ビタミンCを大量に点滴する治療法です。ビタミンCが免疫力の強化、メラニン色素の生成の抑制などの働きを持つことはよく知られていますが、多くの動物が自分の体内でビタミンCを作り出し、免疫力の強化に役立てることができるのに対し、人間は体内でビタミンCを作り出すことができません。我々はもっとビタミンCを摂取する必要があるのではないでしょうか。しかしサプリメントなどで大量に摂取しても、血液中の濃度がある程度まで上昇すると、自然に尿中に排泄されてしまいます。そこで、直接血中にビタミンCを入れることで効果を発揮する高濃度ビタミンC点滴療法が注目を浴びています。

アンチエイジングのために

「アンチエイジング」とは「老化を可能な限り予防し、健康で若々しく、そして美しく人生を送る」ということです。決して老化を否定することではありません。
高濃度ビタミンC点滴の効果は抗がん作用、免疫力増強、そして、美肌、美白効果と、生き生きとした人生を送るのに欠かせないものを補ってくれると考えられます。また、すでにがんにかかってしまった患者さんのQOL(Quality of life~生活の質)を改善するという報告が数多くあることから、がんという病気と共に生きる方のアンチエイジングにも役立つと考えます。アンチエイジングは健康な人だけのものではありません。すでに病気のある人であっても、今より少しでも楽しい毎日が送れるように努力することがアンチエイジングと言えます。

がんに対する補助療法として

2005年に、「高濃度アスコルビン酸(ビタミンC)点滴は、ガン細胞に対してだけ選択的に毒性として働く」という内容の論文が米国・公的機関/国立衛生研究所(NIH)から発表されました。そのメカニズムは次の通りです。ビタミンCは自分が酸化されることで強力な抗酸化作用を発揮しますが、その際に大量の過酸化水素が発生します。この過酸化水素がガン細胞を攻撃します。このとき正常な細胞は、過酸化水素を中和できるので害を受けません。2005年以降も次々と高濃度ビタミンC点滴療法のがんに対する有効例が発表されています。 こうした現状をみると、「がんに対して有効な治療法である」と言えるとは思いますが、効果は、臓器やがん細胞の種類などによって差があり、「誰にでも効く」といえるものではないと考えています。ただし、抗がん剤との最大の違いは「副作用がない」ということです。抗ガン剤が正常な細胞も攻撃してしまうのに対し、ビタミンCはガン細胞だけに作用するのです。そこで、前橋温泉クリニックでは「ガンに対する補助療法」と位置づけ、がんという病気とうまく付き合っていくためのひとつの手段と捉えています。 当クリニックの患者さんにも、画像上でがんの大きさが小さくなったり、抗がん剤による副作用を軽減させたり、といった効果が出た例があります。何よりも、患者さんのQOL(生活の質)を改善させることには役立つと考えています。以上のような考えに基づき、がんで治療中の患者さんの中でも、特に下記のような方にお勧めしています。

  1. 有効な治療法がないと言われた方
  2. 抗がん剤や放射線治療の副作用が強くて続けられない方
  3. 抗がん剤や放射線治療と併用し、副作用の軽減を図りたい方
  4. がん治療を一通り終えて、再発を予防したい方

前橋温泉クリニックでは、「高濃度ビタミンC点滴療法は、がんに対する補助療法」と位置づけています。手術、有効性の高い抗ガン剤、放射線治療に代わるものではありません。そういった治療が有効であると考えられる場合はそちらを優先するか、併用するべきだと考えています。また、できれば主治医の了解を得ていただくことをお勧めします。

インフルエンザなどのウイルス感染症の予防に

ビタミンCが免疫力を高めるのはよく知られている事実です。がん細胞に対する作用は、ウイルス感染症治療に対しても役立つと報告されています。風邪の予防や、ひき始め、治りかけだけどがんばらなければいけない時にも役に立ちます。

美白・美肌のために

よく知られているビタミンCの効果のひとつは「メラニン色素の生成を抑える」という美白効果です。美しくありたいという気持ちはそれだけで毎日を生き生きとさせ、楽しい人生を送る、というアンチエイジングのコンセプトに当てはまります。また、ビタミンCはコラーゲンの合成、皮膚、粘膜の強化にも役立っていることが知られています。肌のハリがよくなる、化粧のノリがよくなる、などの感想が多いのはこのためと考えられます。

その他の効果

疲労回復効果、抗うつ効果などが報告されています。

高濃度ビタミンC点滴療法の実際

目的別に使用する量は異なります。

●がんの補助療法目的の場合

初回
ビタミンC15g G6PD欠損症検査施行(後述)

2回目以降
25g~75gを投与。病状などによって使用量は異なります。
できるだけ血中ビタミンC濃度が350~400mg/dlになるように点滴します。

●美肌・美白目的、疲労回復目的などの場合

初回
ビタミンC15g G6PD欠損症検査施行(後述)

2回目以降
25gで施行するのが一般的です。

点滴の頻度

補助療法なので特に決まってはいませんが、現在闘病中の方はできれば週2~3回をお勧めします。手術や抗がん剤治療など、一定の治療を終えられて現在状態が落ちついている方、再発を予防したい方は週1回~2週に1回をお勧めします。家系的にがん発症の可能性が高く、その予防目的の方は2週に1回か、月1回の頻度で受けられることをお勧めします。詳細は医師と話し合ってください。

*注:高濃度ビタミンC点滴療法が遺伝的ながんの発症率を下げるというエビデンス(科学的証明)はありませんが、誰の体にも毎日必ず発生するがん細胞抑えることで予防効果はあると考えられるため、お勧めしています。

G6PD欠損症検査について
G6PD欠損症とは、「グルコース6リン酸脱水素酵素」という酵素が先天的に欠損している状態のことをいいます。特に臨床症状を呈さないため、この状態のために症状や障害が出ることがないため通常は気付かれません。ただし、G6PD欠損症の方に高濃度ビタミンCを点滴すると、溶血反応(赤血球が壊されること)が起こることが知られています。このため、G6PD欠損症がある方には高濃度ビタミンCの点滴はできません。25g以上を投与する可能性のある方は、初回にG6PD活性を測定する検査を行っていだたきます。

高濃度ビタミンC点滴療法が受けられない場合

腎機能の悪い方、人工透析を行っている方、栄養状態の悪い方、脱水症状の方、腹水や胸水が多く貯まっている方はこの治療を受けることが出来ません。

副作用について

血管痛
ビタミンCは酸なので、稀に薬液が血液中に入ったときに腕に痛みを感じる方がいらっしゃいます。ほとんどの場合、速度を遅くしたり腕を温めることで改善します。

患部の痛み
稀に点滴後にがんのある場所が痛むという方がいらっしゃいます。ビタミンCががん細胞を壊死させるために生じると考えられています。疾患の悪化につながることはありません。

その他
重篤な副作用の報告はありません。

点滴にかかる時間

15~25g:30~40分
50g:1時間30分
63g:2時間
75g:2時間20分

上記はおおよその目安です。点滴が始まってからの時間です。患者さんのお顔を見てから準備を始めるため、クリニックにいる時間はもう少し長くなります。また、点滴時間は年齢や血管の状態などによって異なります。

料金表

注射 プラセンタ注射 1アンプル¥1,600
2アンプル¥3,000
にんにく注射 ¥ 3,300
疲労回復注射(ビタミンB1+プラセンタ) ¥ 6.490
点滴

ヒト脂肪細胞由来幹細胞培養液上清点滴 
ヒト脂肪細胞由来幹細胞培養液上清点鼻液
ヒト臍帯ウォートンゼリー由来幹細胞・
エクソソーム点滴(高純度エクソソーム100億個含有)

¥33,000
¥27,000

¥178,000

白玉点滴(グルタチオン600mg)
白玉点滴3回セット
白玉点滴ダブル(グルタチオン1200mg)
白玉点滴プラスビタミンC(グルタチオン600mg+ビタミンC5g)

¥ 5,800
¥15,000
¥11,000
¥9,800

肌質改善・免疫強化カクテル点滴(ビタミンC+プラセンタ) ¥7,000

高濃度ビタミンC点滴療法 15g
高濃度ビタミンC点滴療法 25g
高濃度ビタミンC点滴療法 50g
高濃度ビタミンC点滴療法 63g
高濃度ビタミンC点滴療法 75g

¥15,000
¥18,000
¥20,000
¥23,000
¥26,000

血中ビタミンC濃度測定 ¥6,490
G6PD欠損症検査 ¥12,100
高濃度ビタミンC点滴について、ご本人以外の方へのカウンセリング ¥3,300
(30分)
疲労回復+ビタミンCカクテル
(ビタミンB1+プラセンタ+ビタミンC)
¥ 7,300

マイヤーズカクテル(ビタミンB1、2、3、5、6、12+ビタミンC)
マイヤーズカクテル3回セット

¥9,000
¥25,000

マイヤーズカクテル+プラセンタ ¥ 12,000
アンチエイジングビタミンC
(ビタミンC 25g、ビタミンB1、3、5、6、12)
¥ 20,000
アンチエイジングビタミンC+プラセンタ ¥ 22,000

・料金は全て税込です。
・料金は変更される場合があります。
・ご予約を無断キャンセルされますとキャンセル料が発生しますので、ご注意ください。
・記載されていないものについてはご相談下さい。

ページの上部へ