アンチエイジング

「アンチエイジング」とは日本語で言えば「抗加齢」・「抗老化」です。つまり内蔵、血管、脳、筋肉、骨、皮膚など体全体の老化をできるだけ遅らせて、できれば逆戻りさせてしまおうという考え方です。 当外来では、まず問診や検査、ドックによって現在の体の年齢を知っていただいています。その上で実年齢より老化している部分(肥満、高血糖、動脈硬化など)があれば、それを改善させるためのアドバイスや治療を行います。

酸化ストレス度測定

血液から活性酸素と抗酸化物質の量を調べます。活性酸素は呼吸をすると体内で作られるものですが、多すぎると細胞を傷害して老化を促進させることがわかっています。抗酸化物質は活性酸素を打ち消すもので、食べ物などで摂取することができます。当クリニックの検査では両方を測定できます。 活性酸素は動脈硬化、癌といった恐ろしい病気や、しみ、シワなどの原因になります。ストレスが多い方、たばこを吸う方、最近しみやシワが増えたと感じる方は受けてみてください。血液は指先を針で少量(0.2μl)刺してとります。結果をもとに食事、サプリメントのアドバイスを致します。(検査時間約10分)

血管年齢測定

両手、両足の血圧を測ることで血管の硬さ(動脈硬化の有無)、また血管でつまっているところがないかどうかを調べます。(検査時間約7分)血液検査の結果ともあわせて場合によっては投薬も行います。

血管内皮機能検査(FMD検査)

FMD

FMD検査は血管の内皮細胞の機能を調べる検査です。血管年齢測定は血管の硬さを調べていますが、こちらは血管を拡げる力を調べています。
動脈硬化は血管の内皮細胞の機能低下から引き起こされるといわれていますが、動脈は内皮細胞から放出されるNO(一酸化窒素)という物質によって拡張されます。FMDの検査の値がよければ血管を拡げる力が十分のあるということになります。年齢が若くても、高脂血症や高血糖を指摘されている方は検査した方がよいでしょう。

超音波骨密度測定

超音波の機械を用いて踵(かかと)の骨で骨密度を調べます。必要があれば整形外科紹介の上、レントゲン検査もしていただきます。骨粗鬆症の診断がついた場合は食事、運動のアドバイスに加え、骨粗鬆症改善薬などの処方を致します。(検査時間約3分)

肌分析

肌の保湿力、屈曲度(凹凸)、色素沈着の有無、毛穴の大きさなどがわかります。(検査時間約10分)

血液さらさら検査

位相差顕微鏡という機械で血液の状態を実際に目で見ることができます。赤血球の形や流れ方、血液中のコレステロールなど、いろいろなものが観察できます。自分の血液の状態を実際に見ることで生活習慣を見直す一助としてください。

血液ホルモン量測定

IGF-I(ソマトメジン)

成長ホルモンの量を反映しているホルモンで、肝臓から放出されます。成長ホルモンは大人になっても放出され、若々しい骨や肌を保つこと、心肺機能、記憶力を高めるなど、様々な役割を担っています。IGF−Iは30歳頃を境に徐々に減少してきます。従ってIGF−Iを測定することで老化度を測定しているともいえます。

DHEA―s(デヒドロエピアンドロステロン)

女性ホルモンや男性ホルモンなどの材料になるホルモンです。DHEAsからは約50種類のホルモンがつくられます。これらは全て脂肪の燃焼による筋肉の維持、老化の防止、ミネラルバランスの維持、性ホルモンの安定維持などの重要な働きを担っています。これが不足すると狭心症、心筋梗塞、骨粗鬆症、高コレステロール血症などの危険が増すことがわかっています。加齢とともに少しずつ減少していきます。

ホモシステイン

アミノ酸の一種ですが、高濃度になると動脈硬化を引き起こすことがわかっています。女性では閉経後に高値となります。ホモシステインを測定することは早期に動脈硬化の危険を見つけるのに役立ちます。

ページの上部へ